犬山川祭の巻藁船

かつて犬山の夏の夜を彩った「巻藁船(まきわらぶね)」。その構造はとてもユニークで、木造の船数艘を並べ、その上に三層の櫓を組んだ「川の車山(やま)」でした。最上層には「蜂巣(はちのす)」と呼ばれる装置に365個の丸提灯が半球状に吊るされ、灯りが暗闇に浮かび上がる様子は、まさに幻想的な光景でした。無数の提灯に灯りをともし、静かな川面に映るその姿は、見る人の心に深い印象を残しました。地元町民が一丸となって作り上げたこの巻藁船は、犬山の誇る文化遺産です。

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